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静フィルの歩み

法人化と今後

静フィルは創立30周年を期に目的と組織を見直し、 2006年12月1日、 静岡市より特定非営利活動法人(NP0法人)の認証を受け、法人格を得た。

これは、平成10年12月1日に施行された「特定非営利活動促進法」に基づき、所轄庁が認証する。 この法律は、 市民が行う自由な社会貢献活動の健全な発展を促進し、 もって公益の増進に寄与することを目的にしている。

法人格を得るということは、社会的に信用度が高まるという反面、責任と義務が生じてくる。 それは、年度毎に事業計画及び実績報告、収支予算及び収支決算報告等が義務付けられ、税金(県民税、市民税) の納付、 また、 定款及び理事役員の変更の場合も法務局に届を出さなければならないなど、会計処理、事務処理面での負担はむしろ大きくなる。しかし、創立してから30年の積み重ねは、100 人以上の団員のほか、楽器、楽譜、金銭類など多くの財産を抱えるところとなった。 更に今後50年、60年と活動を継続していく上では、 責任の所在、 財産管理など更に公正なものにする為に、 組織を整えて将来に備えていかなければならないと考え、 申請し法人化に至ったものである。

今後も地域住民等多くの人々に対して、 オーケストラ活動を主体とする音楽演奏事業を行い、 これを通じて地域の音楽文化の普及向上と、 音楽演奏活動を通じた様々な交流を実践することで人々の生活に潤いを与え、 もって豊かで魅力ある街づくに寄与するという、 静フィルの目的を達成するために邁進して参りたいと思っている。